TS ブログ~東海精機の声~
2011.07.11
「守・破・離」with “納得”
大古田です。
最近、「社長のメモ」(渡邉幸義 かんき出版)という本を読みました。
非常に読みやすい本で、いくつも感銘を受けたのですが、その中の一つに、下記の様な一節がありました。
“「守・破・離」の教えがプロフェッショナルを育てる”
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「守・破・離」とは、物事を学びはじめてから独り立ちしていくまでの3つの段階のこと。
最初は師の教えを徹底的に守り、次は自分なりに新しい工夫を加えて最初の教えを破り、最後に師から離れて独自の世界をつくりだしていくことです。
仕事にあてはめると、まずは尊敬できる先輩や上司の仕事ぶりを徹底的に真似して、基礎づくりをすることです。こうして感覚がつかめてきたら、自分流にアレンジしていって少しずつ最初の教えを破っていきます。どんどん自分流の工夫が重なって完全に独自の仕事術が築けたら、師から離れえるタイミングです。
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なるほど、何事もこの段階を踏んで、プロフェッショナルになっていくのでしょう。
弊社スタッフにも、この「守・破・離」の段階を着実に踏んで頂き、機械設計のプロフェッショナルになっていってもらいたいと思います。
大古田も経営のプロフェッショナルになるべく、スタッフに負けないよう努力していきます。
さて、ここで1つ、「守・破・離」の段階を踏んでいく上で、こだわっていきたい点があります。
それは、
“師の教えに対し、どうしてそうなのか、納得するまで考えること”
です。
なぜならば、“納得”することによって初めて、師の教えの“本質”が理解でき、「守」ができる様になると思うからです。
その後、「破」のアイディアもでやすくなり、成長速度もあがるでしょう。
もし“納得”まで到達しておらず、その場だけこなせる程度の理解だったとしたら、絶対にすぐに忘れます。
つまり成長ゼロです。それじゃ、まずいですよね。。
ひょっとしたらその程度の理解でも、何回も繰り返せば、いずれ身に付くかもしれません。
しかし、世の中そんなに待ってはくれません(笑)
つまり
「守・破・離」with “納得”
で、日々精進していきたいと思います。
それでは。