TS ブログ～東海精機の声～

弊社では新たに「防水紙を使ったコピー・出力・製本」のサービスを開始しました。

こちらの防水紙は両面に防水・撥水加工がされており、水に濡らしても破れたり文字がにじんだりすることがなく、濡れている箇所に鉛筆で書き込むこともできます。

また製本糊で貼り付けることができるので、二つ折製本の原稿としても使用することができます。
現場など外で製本を使う機会が多い方には、特におすすめとなっております。

他にもラミネートの代用として使用することもできますので、ラミネートを簡易的に短納期・低価格で作成されたい方にも、こちらの防水紙をご検討いただければと思います。

大切な原稿を水から守り、丈夫に仕上げたい方は是非とも一度こちらの防水紙をお試しください。

用紙のみの販売も承っております。(1冊100枚入り)

※インクジェットプリンターには使用できません。
※用紙サイズはA4、A3のみとなります。

こんにちは。
今年度より、設計部門のブログ更新担当も新たな顔ぶれとなりました。
引き続き社内の取り組みや情報など、定期的に発信を継続して参ります。

さて、昨日4月25日、国土交通省は3月6日付けで三菱スペースジェット(MSJ)全機の登録を抹消したと明らかにしました。
また、三菱航空機も社名を「MSJ資産管理」に変更したと発表されています。
これにより国産初のジェット旅客機の開発プロジェクトにピリオドが打たれました。

私が入社したての頃、ちょうど試作2号機が初飛行を迎えたタイミングで、名称変更前の「MRJ」の名前が新聞の見出しを飾っていたのを憶えています。
当時は航空・宇宙産業向けの工作機械の需要が好調で、いつか私が設計に携わった機械がMRJの部品を作っているかもしれないと夢想していました。
当社は自社で機械の製作を行っておらず、製品の性質から最終製品も街中で見かけるといったことはまずありませんので、設計に携わった製品の活躍をこの目で見ることが叶わないことが多いです。
そうした中でMRJのような存在は、私の仕事への意欲をずっと支えていてくれました。

時はたち、私もそろそろ中堅と呼ばれるようなキャリアとなりました。
一方、私の意欲を支えてくれた夢の旅客機は、夢のままで終わってしまいました。
長年の友人を失ったような気持ちで、寂しい思いでいっぱいですが、この場を借りて彼にお礼を言いたいと思います。

先日ご来店されたお客様から、13mの長尺原稿のスキャンのご依頼をいただきました。
ここまで長尺の原稿を読み込むのは初めてだったのですが、色々と試行錯誤しながらの作業で、無事にお客様へ納めることができました。

こちらは通常のスキャン作業とは工程が少し異なり、機械の容量の都合上、一度に読み込むのは不可能なので二度に分けてスキャンし、データ上で二枚を貼り合わせるといった形で対応させていただきました。

弊社としても初めての試みだったため、今回ご依頼をいただけたことで新たな発見もあり、このような機会を与えていただいたお客様には大変感謝しております。

このような特殊な作業でも、ご相談いただければお客様のご要望にお応えできるよう対応させていただきますので、引き続きよろしくお願い致します。