• ホーム
  • TS ブログ~東海精機の声~

TS ブログ~東海精機の声~

2011.07.11

「守・破・離」with “納得”

大古田です。

最近、「社長のメモ」(渡邉幸義 かんき出版)という本を読みました。

非常に読みやすい本で、いくつも感銘を受けたのですが、その中の一つに、下記の様な一節がありました。

“「守・破・離」の教えがプロフェッショナルを育てる”
------------------------------------------------------------------------------------------------------
「守・破・離」とは、物事を学びはじめてから独り立ちしていくまでの3つの段階のこと。

最初は師の教えを徹底的に守り、次は自分なりに新しい工夫を加えて最初の教えを破り、最後に師から離れて独自の世界をつくりだしていくことです。

仕事にあてはめると、まずは尊敬できる先輩や上司の仕事ぶりを徹底的に真似して、基礎づくりをすることです。こうして感覚がつかめてきたら、自分流にアレンジしていって少しずつ最初の教えを破っていきます。どんどん自分流の工夫が重なって完全に独自の仕事術が築けたら、師から離れえるタイミングです。
------------------------------------------------------------------------------------------------------

なるほど、何事もこの段階を踏んで、プロフェッショナルになっていくのでしょう。

弊社スタッフにも、この「守・破・離」の段階を着実に踏んで頂き、機械設計のプロフェッショナルになっていってもらいたいと思います。

大古田も経営のプロフェッショナルになるべく、スタッフに負けないよう努力していきます。

さて、ここで1つ、「守・破・離」の段階を踏んでいく上で、こだわっていきたい点があります。

それは、

“師の教えに対し、どうしてそうなのか、納得するまで考えること”

です。

なぜならば、“納得”することによって初めて、師の教えの“本質”が理解でき、「守」ができる様になると思うからです。

その後、「破」のアイディアもでやすくなり、成長速度もあがるでしょう。

もし“納得”まで到達しておらず、その場だけこなせる程度の理解だったとしたら、絶対にすぐに忘れます。

つまり成長ゼロです。それじゃ、まずいですよね。。

ひょっとしたらその程度の理解でも、何回も繰り返せば、いずれ身に付くかもしれません。

しかし、世の中そんなに待ってはくれません(笑)

つまり

「守・破・離」with “納得”

で、日々精進していきたいと思います。

それでは。

2011.06.07

無事修了しました!

前回の社員日記でテクノカレッジの講習についてUpしましたが、無事5/27日に3人とも修了する事が出来ました。

最終日はオネジ加工を中心に作業しましたが、これがかなり大変で緊張の連続でした。少しずつ切り込みと刃物台を動かしながら何度も何度も同じ加工を繰り返していくと、徐々にネジが浮き出てくる感じで面白かったです。

最初はどうなることやら不安でしたが、一通り旋盤の基本的な加工<端面・外径・内径・センタ穴・ドリル・ネジ及び各種測定方法>を実際に自分の手で実体験する事が出来ました。

軸とカラーを製作し、最後に嵌めてみた所・・・
ガタガタで公差通りに部品が出来てないじゃん(汗)って失敗もありましたが3人それぞれが何かを感じ取り、今後の設計業務に生かせる貴重な体験が出来ました。

丁寧に指導してくださった小沢先生、有難うございました!
また、一緒に講習に参加された皆様、お疲れ様でした!

2011.05.24

加工って大変!in テクノカレッジ沼津

加工の現場を知り設計に役立てる目的で、今月テクノカレッジ沼津の在職者訓練で計4回の講習を受けています。

コースは旋盤基本コースです。
普通旋盤を使い、端面・外径・内径・ネジ加工などを素材から加工しています。

簡単なカバーが付いているだけのむき出しの工作機械なので、もの凄いスピードでチャックが回転するので、毎回恐怖で腰が引けちゃってます。(と言っても700min^-1程度なんですけどね・・・)

旋盤は資料で見たり知識は多少ありましたが、実際動かして削るなんて初体験!!
自分にも扱えるのかすごく不安でしたが、講師の方の丁寧な指導と一緒に参加している2人に支えられなんとかそれっぽく削れるようになりました。

感想は・・・一言で言って超大変!!

設計では図面に寸法公差や幾何公差など様々な要求を書きますしその部品が仕様を満たすように様々な注文を行いますが、それを全て満たすように加工すると言うのはもの凄い大変なんだと言う事を今更ながら実感しています。

また、僕らは部品の最終形状を図面として書きますが加工者は仕上げ前の形状を考えたり最適な工程や工具を選定したりと1つの部品を作るという事は多くの工程・いくつもの技術を結集して作られていると改めて実感しました。

加工者に分かり易い図面を、とか、素材や段取りを見据えた設計を・・・
と頭では分かっていても、なかなかそこまで出来ていない事もあるのでこれを機会に少しでも自分の図面を見直せたらと思っています。

先週で3回の受講が終わり、来週が最後の講習になります。
私はオネジの加工と内径仕上げを行う予定です。

残す所あと1回、安全に気をつけて最後の削りを楽しんできます!

ブログ内検索

カレンダー

«11月»
     1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

アーカイブ

Copyright (C) 東海精機株式会社 All Rights Reserved.